玉川村観光物産公式ガイド
そらのむら、たまかわ。
SORANOMURA TAMAKAWA

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宥音聖人堂ゆうおんしょうにんどう

明治3年(1870年)に廃寺となった「長谷山長寿院」は永禄年間(1558~1570年)の建立とされ、庶民の信仰を集めていました。開山した和尚は宥音と称する名高い名僧で、年老いてからの開山でした。宥音和尚は天正5年(1577)8月10日にこの山の山頂に自ら「穴塚」を掘り、食料として干し柿一連を持って中に入り、1日1個ずつ食べて無火災・安産を祈願して鐘を鳴らし、読経をあげられました。鐘の音が止まるまで100日にも及び、仏様になったとされています。地元の人々はこの場所を聖人塚と呼び、のちに信者の浄財を集めてここにお堂を建立し、宥音堂と名付けたと伝えられています。「山小屋の聖人様」とも呼ばれ、安産の守護神として現在も多くの信者が参拝に訪れています。
4月の第2日曜日が祭礼日となっています。
お問い合わせ先名称 玉川村観光物産協会
TEL:0247-57-7230
所在地 〒963-6305 福島県石川郡玉川村大字山小屋字的場