玉川村観光物産公式ガイド
そらのむら、たまかわ。
SORANOMURA TAMAKAWA

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玉川村のこと

「玉川村」は福島県のほぼ中心に位置する猪苗代湖から東へおよそ70キロ、阿武隈山系の西端に広がる農村地帯です。福島県を縦断する阿武隈川・有名な千五沢ダムの豊富な水資源に恵まれ、季節のめぐりとともに深緑や紅葉に包まれます。
玉川村のはじまりは明治22年頃にさかのぼります。幾度もの不作による飢饉、厳しい自然災害にみまわれながら幾年もの時をかけて開拓が進められました。昭和9年には線路が開通し、近隣両村との合併を繰り返しながら、現在の玉川村が誕生します。村の人々が生活していくなかで大切に守られてきた文化財、また受け継がれてきた貴重な伝統芸能や祭りも、今に伝えられています。
静かながらも華やかな舞の中に秘められた先人の素朴な祈り...これを後世に伝える若い後継者たちの意欲は村民の一体感を生み、活気ある村づくりに貢献しています。

玉川村の魅力

~福島県の空の玄関口~

玉川村と須賀川市にまたがる福島空港では、札幌(新千歳)、大阪(伊丹)の2路線が就航し、空の玄関口として県民生活の向上や産業経済の活性化などに大きく貢献しています。
空港内には土産店、飲食店、屋内遊び場や送迎・見学者デッキ等があり飛行機に乗らずとも楽しめる施設です。 また、家族や仲間とスポーツ&レクリエーション、イベントや教室など様々なことが楽しめる福島空港公園があります。地元住民はもとより広く県民が利用できる公園として整備されています。

~豊富な農作物~

地域内の標高差400mという立地特性により高原の野菜から熱帯の野菜まで栽培する事ができます。玉川村農産物の直売所や、飲食店で玉川村の味を楽しめます。

~観光交流拠点の新設~

令和3年7月に、森の駅Yodge(ヨッジ)がオープンし、宿泊や森の地域資源を生かした各種アクテビティが体験できます。さらに、令和7年度には、玉川村乙字ヶ滝かわまちづくりが推進され、乙字ヶ滝に新たな交流拠点が誕生し、水辺のアクテビティやイベントが楽しめます。

玉川村年表

治承5年(1181年) 石川基光の墓として岩法寺に石造五輪塔を建つ
元久2年(1205年) 宥元和尚が須釜東福寺を開山、舎利塔に石仏を安置
明治22年(1889年) 川辺村・蒜生村・小高村・中村・岩法寺村・竜崎村の六ヵ村を合併して泉村となる
また、南須釜村・北須釜村・吉村・山小屋村・山新田村・四辻村の六ヵ村を合併して須釜村となる
昭和9年(1934年) 水郡線郡山・水戸間全線開通、泉郷駅開業
昭和10年(1935年) 東福寺舎利塔・国史跡に指定
昭和13年(1938年) 岩法寺石造五輪塔、国の重要文化財に指定
都々古別神社蔵銅製御正体鏡板一面・国重要美術品に認定(法改正で現在村有形文化財)
昭和30年(1955年) 須釜村・泉村両村合併し、玉川村となる
昭和30年(1955年) 川辺八幡神社さかさ杉・県天然記念物に指定
昭和34年(1959年) 川辺八幡神社本殿ならびに棟札六枚・県重要文化財に指定
昭和34年(1959年) 水郡線川辺沖駅開業
昭和48年(1973年) 東福寺薬師如来立像三体他十二神将像・県重要文化財に指定
昭和50年(1975年) 南須釜念仏踊り・県重要無形文化財に指定
昭和53年(1978年) 南須釜念仏踊り・国選択無形民俗文化財に指定
昭和54年(1979年) 岩法寺開山碑・玉川村指定有形文化財第一号に指定
昭和61年(1986年) 首藤石川文書・県重要文化財に指定
平成元年(1989年) 岩法寺開山和尚像、観音堂仁王像二体、仁王門、白木馬等・村有形重要文化財に指定
平成5年(1993年) 福島空港開港
平成13年(2001年) あぶくま高原道路開通
平成23年(2011年) あぶくま高原道路全線開通