
平家一族の氏神である火雷天神を祀っている神社です。平家一族は、合戦には必ず火雷天神の大幟を先頭に立て、連戦連勝を飾りました。慶長14年(1609年)秋の阿武隈川の大洪水によって社殿と神主宅が流失したことで、翌15年(1610年)に現在地に遷宮し火雷神社と称していましたが、その後大雷神社に改称され、小高・中・蒜生地区の総鎮守として崇敬を集めました。現在では、"小高の雷神様"として電力会社や福島空港、航空会社など様々な企業からも参拝に訪れます。
また、「雷がなるときは小高出身の人のそばにいると雷がよける」という言い伝えがあります。